3月になったのにまだまだ寒い日が続きますね。今日は私が一番後悔している勉強方法についてお伝えします。勉強、みなさん得意ですか?私は得意ではないです。国試勉強の時も、レビューブックに付箋を貼って育てるというやり方が合わず、早々と戦線離脱しました。当時はアプリで勉強派だったんです。今なら多分落ちる(小声)。しかし勉強が苦手でも、看護師という仕事は一生勉強です、ええ。得意不得意とか関係なく、とても大事です。自分に合う勉強法を探しているという方がいれば、参考になると嬉しいです!
あくまで今戻れるならこうするなってやり方です。ざっとした説明になるので、先に謝っておきます。ごめんなさい。まず、看護学校入学から国試と病棟入職を見据えてノートを作ります。看護学校1年で解剖生理学を勉強するので、解剖生理を臓器ごとにまとめていきます(実習を考えると、循環器・消化器・脳神経のように)。ここでのポイントはぎゅぎゅっと濃縮するのではなく、一つの臓器に1ページといった感じで余裕を持っておくこと!今よく売ってる継ぎ足せるノートとかおすすめです。こういうの。
このノートの臓器の関連ページに実習時の受け持ち患者さんの疾患をまとめていくようにします。(脳梗塞→脳神経、心筋梗塞→循環器のページに。この時も一つの疾患に1ページと余裕を持っておくと、学習内容で追加したい時に便利なはず。)学校によりますが、実習先でどこの病棟に行くのかは結構ギリギリに発表されたりするので、実習に向けての技術練習をしたりと忙しくなる前に、解剖をまとめておくだけでも事前準備の負担は変わると思います。看護学生って常に忙しいので(笑)余裕のある時に頑張っているとあとが楽になります。2年生で小児や母性といった領域別の座学を学び始めると、発達の目安や正期産の時期、アプガースコアといった実習時に聞かれそうな基本的な知識についてもまとめておくと3年生になった自分が過去の自分に感謝しているでしょう•••。カリキュラムがカツカツで、3年生は実習のスケジュールも詰まっているので、寝て万全な状態で実習に臨むには準備の貯金が大事です。検査も胃カメラや大腸内視鏡検査→消化器、CAG→循環器のように臓器毎でまとめられるタイミングがあれば、ざっとした検査内容のほかに適応や注意点なども勉強しておくといいと思います。特定の病棟だから特定の疾患や検査を受ける患者さんだけではないので。学生や新人の頃は配慮してもらえても、ある日突然イレギュラーなことが起きるのです。また受け持つ患者さんにもよりますが、何度か実習に行くと同じ疾患や、既往に以前受け持った患者さんと同じ疾患があるという風にかぶることがあるんですね。そういう時にこのノートにまとめていたものを見返すと記憶を引っ張り出すきっかけになると思います。ちなみにこのノート、綺麗にまとめる必要はないです。自分のためのノートなので、自分がわかればOK。どうしても綺麗にまとめないととか、わかりやすくしないとって思いがちですが、綺麗にわかりやすくって難しいんです。キーワードから連想して口頭で説明できるなら、キーワードだけ書いておくでもいいよって言いたいくらいw 自分の知識を想起するためのツールとして、実習場や国試会場、臨床に出た時の病棟の電子カルテのワゴンに持っていくものとして作ってみることを目標にしてみてください。
ちなみにですが、私はこれを業務ノートでしていて、今となってはなくてはならない私の相棒です。一度無くしたことがあるんですが、毎日探し回っていたくらい、手元にないと不安でした。内容としては、1年目の4月に書いたであろう保清日やゴミの捨て方といった病棟ルールから、オペ出し・オペ迎え、輸血のことや、ドレーンセットの作り方などありとあらゆることを書いては足しを繰り返しています。保清日とかついド忘れしちゃうんですよね。きっとこの4月からもまた私の相棒になり、眠い目をこすりながらいそいそと離れていた1年半で変わったことなどをメモしていくと思います。