できなかった新人時代を今、振り返ってみる

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みんながみんなこういうわけではなくて、あくまで私は、の話。

なんであんなに出来が悪かったのかというと、融通が効かない自分の性格と臨機応変に動く必要のある看護師という特性が合わなかったからです。ただこれは融通が効かない人は看護師に向いていないということではなく、融通が効かないなりにどうすればいいのかを考えて動ければよかったのではないかと何年か経った今、思います。

患者さんの状態や、病棟の状況(急変や臨時の入院が来るなど)は変わっていくので、そのことを理解して優先順位を決めながら動ければよかったのかなと。でもこれって入りたての新人の頃に理解できれば苦労しないんですよ。自分のことで精一杯すぎて、周りの様子を見ることなんでできず、1日の振り返りの際に先輩に注意されることがありました。あの時の先輩には本当に今でも申し訳なく思っています。
新人の頃は本当に余裕がなくて、焦って空回りしまくっていたので、今の私が新人時代に戻って、私自身に声をかけるなら、「焦らないで〜。今の優先順位合ってるか見てみようか。これで行ける?ほんと?時間とか大丈夫そ?点滴とか溶いた?困ってるなら先輩に相談相談〜。大丈夫よ、今はできないけどできるようなるから。そのうちに、ね。」こんな感じですかね。
社会人経験があると、人の目を気にしたり、同期(私以外はストレートの子でした)よりも「しっかりしないと!」と意気込んでしまっていましたが、そんなんいらん(笑)だって看護師としては新人なのは変わらないから!その意気込み、他に使おか、ってこれも戻れたら言いたいな。

あとは働きながら自分の苦手なことを知った時に、どうすれば苦手を改善できるかをもう少し考えてもよかったかもしれません。これも1年目も後半に行くと色々工夫できたのですが、それまでが長かった。この改善に至るまでをもう少し早くできればよかったのでは?と思います。
私の場合なら
・時間管理、優先順位をつけることが苦手
 →情報収集シートにラウンドする患者さんの順番を振る
  時間管理シートを作成し業務で活用
 時間決まっているものはタイマーでリマインド
・採血などの実技の際、先輩に見られていると過緊張状態に陥る
 →練習とシミュレーションで対策
  物品の置く場所などで失敗の確率減らす
  事前準備超大事
  同じような先輩がいないか聞いてみる。

新人の頃はできない状態からできることが増えていき、それとともに求められることも増えていきます。
私は毎日毎日しんどくて行きたくないと思いながら働いていましたが、新人さんは行っているだけでえらいのです。
もし今新人看護師の方でこの記事を読んでいる人がいれば、頑張って仕事に行ってえらいよと言ってあげたいです。できない自分に腹が立ったとしても、どうか責めすぎないで。ちゃんと自分を労ってね。

この記事を書いた人
かえで

関西在住30代
大卒後事務職で働くも看護学校(専門)を受験し2020年コロナ禍真っ只中に看護師となる。配属先は循環器病棟
現在育休中 家族構成は夫(くま)と長男(おちび) 2024.4復帰予定

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